スピード、作業性、生産の安定性が求められる産業向け組立ラインに最適化されたePULSEナットランナー。完全電動・オイルフリーのパルステクノロジーにより、反力受け不要で、高速かつ安定したトルクコントロール締結を実現します。低トルク工程から高トルク工程まで、幅広い用途に対応し、作業効率と品質向上に貢献します。
製品ラインナップ概要
• ピストル型バッテリー式パルス:6~80 Nm、最大4000 rpm
• アングルヘッド型バッテリー式パルス:40~110 Nm、最大1300 rpm
設備停止による稼働率低下
従来のオイルパルスツールでは、オイル交換や熱の影響、定期メンテナンスによる停止が発生し、生産ラインの安定稼働を妨げていました。ePULSEはオイルフリーの機械式ギアを採用し、オイル関連のダウンタイムを排除。シフトをまたいでも安定した運用を実現し、稼働率向上に貢献します。
タクトタイム短縮のプレッシャー
締結時間の遅れは、サイクルタイム全体や生産数量に直結します。最大4000 rpmの高速回転性能により締結時間を短縮。タクトタイムが厳しい工程でも、締結精度を維持しながら生産目標の達成をサポートします。
高トルク締結における作業者の安全性
高トルク作業では反力受けが必要となり、コスト増加・設置の複雑化・作業スペース制約・作業者負担の増加といった課題が発生します。ePULSEは最大110Nmまで反力受け不要で締結可能。作業ラインをシンプルにし、作業者の身体的負担を軽減します。
ジョイント特性のばらつき(締結品質の安定化)
硬質・軟質ジョイントが混在する工程では、締結挙動のばらつきが問題となります。プログレッシブ・パルス機能により、ジョイントの剛性に応じてパルス挙動を自動調整。異なる組立条件でも安定した締結品質を維持します。
動画でePULSEシリーズをご覧ください。ピストル型パルスドライバーとアングルヘッド型ナットランナーの特長を分かりやすくご紹介します。
ePULSEシリーズは、従来のパルスナットランナーとは異なる革新的な設計により、生産性・安定性・対応力を高いレベルで実現します。
オイルフリー電動パルス技術: 機械式ギアボックスを採用した完全電動パルスシステムにより、オイルチャンバーや油圧パルスユニットを不要化。オイル温度の影響を受けず、安定した締結性能を維持しながら、メンテナンス負荷を低減。
DynaPULSE生産性制御: 特許取得のアルゴリズムがパルス動作を最適に同期し、過酷高負荷な生産ラインでも効率を最大化し、締結時間を短縮。安定した締結品質を維持しながら、タクトタイム改善に貢献。
プログレッシブ・パルス締結戦略: 従来は主に硬質ジョイント向けとされていたパルス締結を拡張し、軟質ジョイントや混在ジョイントにも対応可能。ジョイント特性に応じてパルス挙動を最適化し、多様な組立条件でも安定した締結性能を実現。
片手操作対応ピストル型電動パルスドライバー (6~80 Nm)
従来のオイルパルスユニットより メンテナンスコストを最大5分の1以下に低減
トルクを直接測定するので、高精度な締結管理が可能
*対応製品:BLRTC
18Vおよび36Vバッテリー両方にも対応
非接触で簡単にツール設定・識別が可能
トルク、アングル、バッチカウント、パルス等の設定や締結結果を表示
締結状態をリアルタイムでフィードバック
作業箇所を照らし、締結結果を直接ワーク上で視認可能
従来のオイルパルスユニットより メンテナンスコストを最大5分の1以下に低減
トルクを直接測定するので、高精度な締結管理が可能
*対応製品:BLRTC
18Vおよび36Vバッテリー両方にも対応
非接触で簡単にツール設定・識別が可能
トルク、アングル、バッチカウント、パルス等の設定や締結結果を表示
締結状態をリアルタイムでフィードバック
作業箇所を照らし、締結結果を直接ワーク上で視認可能
アングルヘッド型電動パルスナットランナー (40~110 Nm)
1台で40~110 Nmに対応するのでツール台数を削減可能
オイルパルスユニットの代わりに採用し、 メンテナンスコストの削減と安定稼働を実現
非接触で簡単にツール設定・識別が可能
36V リチウムイオンバッテリー使用
トルクを直接測定し、高精度・高信頼性の締結管理を実現
*対応製品:EABCLRT
締結状態をリアルタイムでフィードバック
トルク、アングル、バッチカウント、パルス等の設定や締結結果を表示
1台で40~110 Nmに対応するのでツール台数を削減可能
オイルパルスユニットの代わりに採用し、 メンテナンスコストの削減と安定稼働を実現
非接触で簡単にツール設定・識別が可能
36V リチウムイオンバッテリー使用
トルクを直接測定し、高精度・高信頼性の締結管理を実現
*対応製品:EABCLRT
締結状態をリアルタイムでフィードバック
トルク、アングル、バッチカウント、パルス等の設定や締結結果を表示
電動パルスツールの 主要スペック
アングルヘッド型 - 従来品より最大3倍の高速化により締結時間を短縮
ピストル型 - 電動オイルフリーパルス技術でトップクラスの高速性能
低トルクから高トルクまで幅広いトルクレンジで各種締結作業に対応
高トルクでも安定した締結能力
オイルパルスユニットと比較して連続稼働率を最大60%向上
ePULSEなら、高トルク領域でも反力受けなしで締結が可能。作業性を損なうことなく、高い生産性を実現します。
特許取得済みのErgoShieldギアボックス設計により、パルス時間を最大5分の1まで短縮。各パルス時に発生する反力を低減し、作業者の負担を軽減します。その結果、作業者の快適性・受け入れやすさ・全体の生産性向上を同時に実現します。
ePULSEシリーズの全ラインアップ ピストル型およびアングルヘッド型

長年にわたり、多くのパートナー企業に採用されています。
締結工具選定時に留意すべき7つのポイント
パルス締結とは、短時間のトルクを断続的に加える方式です。
これにより、作業者に伝わる反力を抑えながら、高トルクの締結が可能になります。
その結果、作業疲労やケガのリスクを低減し、安全で効率的な作業を実現します。
主なメリット:
反力受け不要で高い作業性
設備コスト(TCO)の削減
高速締結による生産性向上
最大の違いは「パルス発生方式」です。
オイルパルスツール→ 油圧式のオイルチャンバーでトルクを発生
電動パルスツール→ オイル不要の機械式ギアでトルクを発生
電動パルスの特長:
温度や粘度の影響を受けにくい
メンテナンス負荷が低い
締結結果が安定
結果、オイル交換や発熱によるダウンタイムを削減し、ライフサイクルコストを低減します。
高トルクパルスツールは、高速・高トルク・反力受け不要を同時に実現するため、高頻度・繰り返し作業が多い量産ラインに最適です。
安定した締結品質
作業者負担の軽減
シンプルな作業ステーション設計
電動パルスドライバーは、連続的な力ではなくパルス動作でトルクを発生するため、
高トルクでも反力受けなしで作業可能
これにより以下が実現:
作業者の負担軽減
設備の簡素化
作業スペースの最適化
電動パルスナットランナーは、低反力で高トルク締結が可能なパルス式締結工具です。
高速な産業用組立ラインにおいて、反力受け不要で効率よく締結できる点が大きな特長です。
従来は硬質ジョイントに適していましたが、最新の電動パルスツールでは軟質・混在ジョイントにも対応しています。
プログレッシブ・パルスによりジョイント剛性に応じて制御
安定した締結結果を維持
パルスナットランナー→ 高速・低反力・作業性重視
DC電動ナットランナー→ 高精度・品質保証・トレーサビリティ重視
用途に応じた使い分けが重要です。
プログレッシブ・パルスは、デソーターが開発したパルス強度を段階的に制御するモーター制御モードです。これにより、最終的なパルス振幅まで段階的に上昇させることが可能となり、軟質ジョイントでも安定した締結を可能にします。
可能です。特にピストル型パルスツールは、6 Nmから対応しており、低トルク用途にも適用できます。
デソーターの電動パルスツールは、バッテリー式とケーブル式の両方を用意しており、用途や作業環境に応じて選択できます。
いいえ。生産性はパルス制御に大きく依存します。ePULSEでは、特許取得済みのDynaPULSEアルゴリズムによりパルス効率を最適化することで、過酷な用途でも締結時間を短縮し、生産性を向上させます。
ePULSEシリーズは6~110 Nmをカバーし、ピストル型は6~80 Nm、アングルヘッド型は40~110 Nmのトルクレンジに対応しています。
はい。プログレッシブ・パルスにより、締結時の挙動を接合部の剛性の変化に合わせて調整するため、硬質と軟質が混在するアセンブリに適しています。
はい。スタンドアロンでの締結結果表示機能に加え、CONNECTエコシステムとの連携による完全トレーサビリティにも対応しています。